『半沢直樹』から読み取るサラリーマンの実情

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独立・起業準備コンサルタントの沖です。

先週のお話になりますが、人気ドラマの「半沢直樹」が最終回を迎えましたね。

元銀行員の私が見てもとても内情がリアルで、久々にとても楽しいドラマでした。

信念と正義を貫き通し、幾度となくピンチを乗り切ってきた半沢直樹。

しかし、最後に待っていたのは「東京セントラル証券」への出向でした。

あなたはこのことをどう感じたでしょうか?

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半沢直樹の出向は衝撃の結末ではない

私は銀行員時代に半沢直樹の原作である「オレたちバブル入行組」を読んでいたので、今回の出向という結末は知っていました。

原作通りでしたからね。

まぁ原作を読んでいなかったとしても、出向という結末には全く驚きません。

もしかしたらあなたは

「正しいことをして上司や幹部の不正を暴いた半沢直樹が何で出向になるんだ!?」

と思うかもしれませんが、冷静に考えてみてください。

自分が上司だったら、半沢直樹のような部下が欲しいですか?

答えはNOであると思います。

銀行員だってもちろんサラリーマンです。そしてサラリーマンは形式化された組織というものに属さなければなりません。

組織に属する以上、形式化されて決められた規律の中からはみ出さないようにして行動しなければなりません。

正しかろうが、正しくなかろうが、ね。

ドラマ第一部の大阪西支店の浅野支店長、二部の大和田常務、ともに悪いことをしていましたが、仮に半沢直樹が反発しなかったとしたら、彼らの悪事はまかり通ってしまったのです。

私が銀行員だった頃、あそこまであからさまな悪事はありませんでしたが、本当に融資を必要としている企業には融資せず、「お願いベース」で優良取引先に「実需のない融資」をしていたことは多くありました。特に支店の業績が決まる月末は、「一週間だけで良いので10億円借りてください」と言って駆け回っていました。

支店の業績を上げることで支店長の評価が上がる。支店長の評価が上がれば、その下の次長などの人事評価にも影響する。だからグレーなこともやる。こういう図式が出来上がっているのです。

そして、その図式を壊す半沢直樹のような人物は、正直、上から見たら面白くはありません。実際の世界ではいきなり出向はありませんが、不人気部署(システム部とか)や左遷支店(地方の支店)に異動になることは普通にあります。

だから、あれだけのことを取締役会でやった半沢直樹が出向になることは、別に不思議でもなんでもありません。

ちなみに、ドラマでは出向がかなりネガティブなイメージで描かれていましたが、全ての出向がマイナスってわけではありませんよ!

年収が半分になって中小企業に行く場合もありますが、子会社や優良企業に副社長待遇や取締役待遇として行くこともあるので。まぁ「銀行員」としてのキャリアはどっちにしろ終わりますが。

ちなみに私の祖父も銀行員で出向を経験しました。出向先は某有名インスタントラーメンのメーカーで、常務取締役として行ったので、銀行に残るより精神的にも待遇的にも良かったらしいです。

自分のため・お客さんのために働くのって難しい

「あなたはなぜ働くのですか?」

こう聞かれたとき、どう答えますか?

答えは色々あると思います。

・生活のために最低限のお金が欲しい

・給料もらって休日は思い切り遊びたい

・会社に貢献したい

・上司に褒められたい

・世間の役に立ちたい

・お客さんの力になりたい

etc…

他にもあると思いますが、だいたいこんな感じでしょうか。

多くの人が自分の生活のためかお客さんのために働きたいと思ってるはずです。

あなたもそうではないでしょうか?

しかし、現実的にはそれはかなり制限されてしまいます。

サラリーマンの平均年収は右肩下がり、なのに残業や休日出勤は増える一方。

お客さんに対しても、会社の業績を上げるためや自分のノルマを達成するため、つまり上から強制的に押し付けられた目標のために、押し売りをしたり、しつこく営業したり…。その結果、大切なお客さんを怒らせてしまい、取引停止になったり。

だからと言って、会社から何かが還元されるかと言えば、そうではありません。

上記の通り、給与は下がるのに拘束時間だけ増えていく。そんな中で一生懸命貢献しても、突然の雇い止めになったり「いじめ部屋」に送られたり、そもそも会社自体が倒産したり。。。

「今の仕事は辛いけど、いつか報われるときがくる」と自分に言い聞かせて働いているかもしれませんが、はっきり言います、報われません。むしろ、より厳しい状況に置かれます。

一部の大企業や優秀な経営者のいる企業は別かもしれませんが、大部分は現状のままでいたら今後は不幸しか生み出さないでしょう。自分にとっても、お客さんにとっても、会社にとっても。

自分の本当に気持ちに対して正直になる

じゃあどうすれば良いのか?

会社をいきなり変えることは難しい、ならば自分が変われば良いんです。自分のことなら明日からでも今日からでも変えることが出来ます。

私は、好きなことややりたいことだけをやることにしています。

こう聞くとわがままに聞こえるかもしれませんが、自分の好きなことで周りにどのような価値が提供出来るのか、自分のやりたいことは世間にどのような影響を与えるのか、自分の今までの経験は誰かの役に立つのではないのか、ということを常に考えています。

そして、そのために今自分がすべきことは何なのか、ということを考え行動に移します。

そうしていると、自分の理念ややりたいことに対して共感をしてくれる人、自分を必要としてくれる人が自然と集まってきます。

私もそのようにして今まで多くの人との出会いがありましたが、初めからお互いに共感しあっている関係であるので非常に良い関係が築けています。

あなたに共感してくれる人、あなたを必要としている人は必ずいます!

そのような方々と出会うためにも、まずは何より自分の気持ちに対して正直になり、本当の自分を表に出していきましょう。

共感できる仲間が増えると、毎日が本当に充実して楽しくなりますよ!

まとめ

私が一番伝えたいのは、

なんかやりたいなら始めたらいいんじゃない?

ってことです。

現状に不満があったり将来が不安だったりするのに、何もしないでいるのは間違っています。

とりあえず思いついたことでも良いからやった方が良いです。

何か始めることにより、成功することも失敗することもあるでしょう。

でも、何もしないのは何も生み出しません。

今まで読んだことのないジャンルの本を読む、勉強会に行ってみる、などちょっとしたことからで良いので、まずは初めの一歩を踏み出して行きましょう!

楽しいことも辛いこともあるけれど、一歩踏み出しさえすれば、人生がもっともっと充実したものになると私は信じています。

何もしないでいて、自分自身に「倍返し」が来るのだけは避けましょうね(笑)

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